浮気と不倫の違い
浮気と不倫には明確な違いはないと思いますが、個人的には次のような違いがあると考えます。
浮気は文字通り「浮ついた気持ち」であって、本気ではないということ。本気になったら、それを「不倫」と言うのだと思います。
浮気は身体の関係になっていなくても、気持ちが傾いている状態も含むと思います。もちろん肉体関係を持った後でも、気持ちがまだ興奮状態のままで落ち着いていなければ、それは浮気なのでしょう。
一方、不倫は身体の関係を何回も持ち、気持ち的には興奮状態が治まっている状態を言うのかなと思います。もちろん気持ちの高まりが治まってそのまま関係が終わる場合も多いと思いますが、逆に一時の気の迷いではなく、真剣に付き合っていこうと決意する場合も多いでしょう。
浮気は二人とも気持ちがフワフワしていて周りがよく見えていない状態です。不倫はフワフワが落ち着き、周りやお互いのことがよく見えている状態です。
浮気はまだ笑って済ませられるかもしれない関係ですが、不倫は倫(道徳)に反した状態なので笑って済まされない状態です。
いろいろ書きましたが、浮気の段階なら心を取り戻すことはまだ比較的簡単だと思いますが、不倫の段階になると心を取り戻すことが難しくなってくるし、それ故、やっかいな事態に陥る可能性が高いです。
不倫の場合は不倫している本人たちは、最終的にはいつか一緒になると信じ合っているので、かなり覚悟を持って関係を続けている場合が多いです。
さて、浮気や不倫の証拠を見つけようとしている場合、浮気の段階のほうが証拠は見つけやすいと言えるでしょう。なぜなら気持ちがフワフワしていて周りが見えていない状況なので、証拠を隠すということをそこまで真剣に考えていないからです。あるいは、そこまで頭が回らないからです。
一方、不倫の段階になると、落ち着いて周りの状況を見るようになり、将来のことまで考えるようになって、言動や考えがとても慎重になってきます。こうなると証拠を簡単に見つけることは難しくなります。
というわけで、本気でない浮気の段階で証拠を見つけられるのがベストですね。
では、浮気が本気(不倫)に変わるのにはどれくらいの時間を要するのでしょうか?
普通の恋愛で、心がフワフワしている状態が落ち着くのと同じだと考えればいいでしょう。だいたい2,3か月から半年くらいでしょうか?
それくらい経つと自然消滅するか、楽しさより罪悪感が強くなり別れるを選択するか、もしくはこのまま本気になって続けていくことを決意します。
だからあなたが浮気の証拠を見つけるチャンスは長くて半年だと思ってください。
そしてこの半年を逃すと、元の仲の良い夫婦に戻れるチャンスも少しずつ減っていくのだということを頭の片隅に置いておいてください。