プレゼント
浮気や不倫をしている二人は普通の恋人同士のように、誕生日やクリスマスにお互いにプレゼントを贈り合いたいと考えています。
でも、それぞれの配偶者に気づかれるような贈り物はできません。
それでも色々と考えて巧妙な手口でプレゼントを贈り合っているのです。
普通の恋人同士なら、相手を驚かせたいという気持ちからプレゼントを渡すときまで何を贈るかは隠しておくかもしれませんよね。特に女性が男性に贈る場合は。
でも浮気や不倫関係の場合、事前に綿密に話し合います。どんなものなら配偶者にバレないか。怪しまれないか。
そして、二人とも身に着けるものが本当は欲しいのです。中々会えない関係だからせめて相手からの贈り物をいつも身に着けておきたいという思いからです。
男性が女性にプレゼントするのなら、アクセサリー類でもそれほど不自然ではないでしょう。女性なら「自分でご褒美に買った」とでも言えばそれ以上は追求されないはずです。
では女性から男性へのプレゼントはどのように贈られているのか?しかも身に着けるものを。
これはなかなか難しいです。時計がある日、突然新しい物に変わっていたら奥さんは疑いますよね。いくら、「自分のご褒美で買った」と言っても、それは怪しいです。元々腕時計コレクターである場合は除いて、腕時計を贈るのは難しいものです。
が、方法がないわけではありません。
これまで使っていた腕時計が壊れてしまえばいいわけです。「壊れたから買い換えたよ」と言えば、奥さんはそれ以上何も言えないはずです。ただし、今まで庶民的な腕時計だったのが急に高級なものになると怪しいので、これまでとあまりテイストが変わらないものを選択することになります。
また、そんなに都合よく腕時計が壊れるのかという問題もありますが、壊れた振りをすることもあります。あるいは本当に壊れるのを待つかもしれませんし、壊れかけている物をその時のプレゼントにしてもらうことも考えられます。それがたまたま今回、腕時計だったと。
このように、「何が今、壊れかけているか?」ということを事前に二人で話し合えば、けっこう色々な物を贈り合うことは可能なのです。
もう一つ、「多くの中に隠したい物を混ぜる」のところでお伝えしたように、怪しまれずにプレゼントを贈る方法として、「木の葉を隠すなら森の中」作戦もあります。読まれていない方は確認しておいてください。
以上のことを踏まえて、プレゼントらしき物から、浮気や不倫の証拠や形跡を探す場合に気を付けるポイントをまとめます。
身に着ける物が最近増えてきたら要注意です。次の誕生日やクリスマスやバレンタイン、ホワイトデーによく観察するようにしましょう。そして、それらの日の前後で「○○が壊れそう」とか「○○の調子が悪い」と言い始めたら、かなり怪しいです。
そういうときは「じゃあ、買ってあげようか?」と言ってみてください。「え…いいよ、自分で買うよ」と慌てたらそれをプレゼントで貰う可能性大です。そして、それを貰った日のゴミ箱は必ずチェックするようにしてください。わずかな隙も見逃さないように。