浮気や不倫をする男の心理2

2015年08月03日 11:10
前回の続きとなりますが、「妻が夜の営みに積極的になれば夫は浮気をしなくなるのか?」ということを考えてみたいと思います。
 
たしかにセックスレスかそれに近い頻度の場合、かつ夫の性欲が強い場合は、妻が夜の営みに積極的になれば夫は浮気はしなくなるでしょう。
 
特に夫が20代とか30代前半くらいの性欲がまだまだ強い場合は当てはまると思います。
 
しかし、夫が30代後半から40代以上の場合、あるいはもっと若くても性欲が薄い場合はこの解決策では不十分でしょう。不十分というか逆効果かもしれません。
 
性欲が衰えている男が浮気や不倫をするのは、性欲を満たすためではありません。多くの場合は自分を分かってくれる人が現れたので嬉しくなって近づいてしまった、というのが本当のところでしょう。
 
男の40代前後というのは、男女含めて人生の中で一番精神的にツライ時期なのです。会社でも家庭でも多くの問題を抱え、一番踏んばらないといけない時なのです。
 
そんなときに愚痴を聞いてくれる、というか話相手になってくれて、それを受け入れてくれる優しい女性が居たら、ついふらふらっと近づいていってしまいます。
 
おそらく最初は恋愛感情はないのですが、何度か会っているうちに、ずっと忘れていた恋愛感情が生まれてきます。
 
これが多くの男が不倫をしてしまうプロセスです。
 
ということは、性欲を満たすために不倫を始めるわけではないのです。だから、妻が夜の営みに積極的になったとしても、それは原因を解消することには残念ながらなりません。
 
逆に、「疲れているのにやめてくれ」とか「お前の性欲処理に付き合ってられない」ということを思われて逆効果となってしまいます。
 
性欲旺盛でもないのに他の女性と不倫をする夫は、心の中では家庭でも安らぎたいとか、妻と楽しく過ごして癒しの時間を過ごしたいとか、妻にもっと分かってもらいたい、と思っているはずです。
 
不倫している男の深層心理を理解しないで頭ごなしに怒鳴りつけても、仲の良かった頃の夫婦関係に戻ることは難しいということです。
 
 
 
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