スマホ・携帯

浮気相手との連絡手段として使われる道具の第一位である携帯・スマホについて考えてみたいと思います。
 
浮気や不倫が発覚するきっかけはスマホ・携帯がぶっちぎりで第一位ですが、だからと言って誰もがスマホ・携帯から不貞を暴き出せるかというと残念ながらそうではありません。
 
私から言わせていただくと、スマホ・携帯から浮気・不倫が発覚してしまう輩は、あまりにリスク管理が出来ていないと言わざると得ないと思います。スマホ・携帯から見つかる浮気・不倫は全体の中で氷山の一角でしょう。
 
浮気や不倫をしている者の多くは、もっと注意深くこの電子機器を管理しているはずです。相手のメールは残しておきたいのが心情というものですが、多くの人は読んだらすぐに削除しているはずです。また電話の通話履歴も通話後、即座に削除するでしょう。
 
とは言うものの、連絡の手段として使っている以上、一番浮気や不倫の痕跡が残りやすいのもまた事実です。浮気・不倫を疑った場合、最初にこの電子機器を入念に調べてみましょう。
 
履歴が消されている中で何を調べるかというと、予測変換機能の候補の言葉です。
 
メールなどのテキスト入力画面で、「あ」と一文字入力すると、候補の言葉がズラリと表示されますよね。たとえば「雨」とか「明日」とか。
 
その中に、「愛してる」とか「会いたい」という言葉があったら怪しいということです。
 
「あ」から「わ」まで一文字ずつチェックしていきましょう。「あ」に怪しい文字候補がなかったとしても、「き」のところで「気持ちよかった」なんて言葉が候補の中にあったら、不貞の相手がいることを疑ってよいでしょう。
 
もしも地名が入っていたら、浮気相手ての待ち合わせ場所や遊びに行く場所かもしれません。もちろん、友人や同僚との待ち合わせかもしれないし、そこの地域の情報をただ単にネットで調べただけかもしれませんが、一応疑っておく必要があります。
 
たとえば「し」の候補に「新宿」があった場合、それを選択してみます。すると今度は候補の欄に「新宿」の後に入力したと思われる言葉が並びます。
 
それが「は」であったとします。「は」を選択して次の候補を見ます。それを繰り返し、「どう」と「?」が続いてとしたら、それらを並べて「新宿はどう?」という文になるわけです。
 
「あ」から「わ」まで一語ずつ調べたときは「新宿」と「どう」と「は」が表示されるだけで、しかも一番目の候補ではないかもしれないので、これらの組み合わせまで分かりませんが、このように連続して選択させてみると、見事に文が浮かび上がってくるわけです。
 
このように予測変換機能をチェックすると見えないものが見えてきます。メールやラインが削除されていたとしても、決定的な証拠も見つかるかもしれません。
 
ただし、より慎重な輩なら、当然、対策も打っているでしょう。
 
「あ」から「わ」までチェックして、怪しい言葉が混ざっていたら削除しているはずです。と言っても、候補の言葉を削除する機能はないと思うので、地道に言葉を上書きしていっているはずです。
 
たとえば「し」の最初が「新宿」なら、他の「し」から始まる言葉、たとえば「新聞」「信用」「状態」「社会」などをどんどん選択して、「新宿」という言葉を候補の欄から追い出すという具体です。
 
あるいは知っている人なら、変換で確定した語句を学習する「候補学習」という設定をOFFしているでしょう。こうすれば、新しい言葉を入力しても候補に反映されません。今ある候補がずっとこのまま残っているということです。
 
さらに慎重な人は、そもそもスマホや携帯を連絡手段として使いません。使ったとしても、超短文でしょうね。そして暗号とか使われているかも。
 
浮気の証拠として、怪しい画像がないかをチェックする人も多いと思いますが、慎重な人はスマホや携帯で画像なんて撮りません。人物が写っていない風景(デートした場所)とかすら写さないでしょうね。なぜならその画像には位置情報が残るからです。その日時にいるはずのない場所にいたという決定的な証拠になってしまいますからね。
 
スマホ・携帯を浮気の連絡手段に使わないばかりか、配偶者に疑いを持たせないためにそれを逆に利用する輩もいるでしょう。つまり、全く連絡手段として使わない携帯・スマホをわざと目につく所に置いて、配偶者にいくらでも見させるのです。そこから何も出るわけないのですから、潔白を演じることができます。